(ブルームバーグ): 香港で8日、大規模な抗議活動が行われた。デモ参加者らは10日の世界人権デーに合わせ、香港の民主化拡大を要求した。

  参加者はビクトリア公園で集会を開いた後、金融街・中環(セントラル)に向かって行進した。民主派団体の「民間人権陣線」が主催するデモに政府の承認が下りたのは4カ月ぶり。デモの推定参加者数については主催者側が約80万人、警察が18万3000人と発表した。主催者側の発表に基づくと、約6カ月ぶりの大規模な抗議活動となった。

  警察は11人を逮捕し、強制捜査で武器の隠し場所を突き止めたと、同日のこれより早い時間に発表した。この捜査では半自動ピストル、防弾ジャケットなどを押収。これらは一部の「過激派」が警察を襲撃したり、集会の間に「混乱を引き起こしたり」するために使用を試みていたと、警察は入手した情報を基に記者会見で説明した。

  8日午後にはビクトリア公園で集会が開かれ、警察が警戒態勢を敷く中、抗議者は横断幕を広げて「5大要求」の受け入れを政府に求めた。夜になると機動隊と一部のデモ参加者の間で緊張が高まる場面があり、警察および市司法当局の発表によると、複数の裁判所の入口に火炎瓶が投げ入れられた。

Biggest Hong Kong Protest in Months Signals More Unrest in 2020

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