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記録的なトレーディング成績を残したウォール街で、バンク・オブ・アメリカ(BofA)経営陣の計画は高まるボーナス大幅上積みへの期待に水を差しそうだ。

  複数のBofA上級幹部はセールス・トレーディング部門の賞与原資を前年並みに据え置くことを提案していると、説明を受けた関係者が匿名を条件に語った。同部門は今年1−9月で前年同期比20%の増収となっていた。協議はまだ初期段階で、今後複数の交渉ラウンドや承認を経て決定される。

  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で消費者部門の業績が落ち込み、費用も増す中で、BofA経営陣は賞与について頭を悩ませている。だが、経営陣の抑え気味な姿勢は既に、好業績に対する報酬を期待していた従業員の怒りを買っている。優れた成績を残した部署にボーナスを増やすべく経営陣が交渉する時間はまだあり、実際に原資が積み増される可能性はあると述べる関係者もいる。だが、そうなるとしても増額は小規模にとどまる公算が大きいという。

  同社の広報担当者はコメントを控えた。

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