(ブルームバーグ): マイクロソフトは、拡張現実(AR)ゴーグル型端末「ホロレンズ」を米陸軍仕様に改良し本格生産に入る契約を同軍と結んだ。この契約を巡っては上院委員会が約1年前、関連予算の半分凍結を検討したこともあり、マイクロソフトの株価は3月31日の米市場で一時3.1%上昇した。

  同社によると、向こう10年間で最大219億ドル(約2兆4200億円)相当の契約。期間は当初5年で、5年延長の選択肢が付いている。製品は米国内で生産する。今回の契約をウェブサイトでこの日発表した米軍は2018年10月、ホロレンズ改良で4億8000万ドル相当の契約をマイクロソフトと結んでいた。

  マイクロソフトによると、当初のコミットメントでは12万人余りの兵士が所属する近接戦闘部隊「CCF」全体の装備に加え、クラウドサービス「Azure(アジュール)」の一部が含まれる。  

  米陸軍に契約金額について電話でコメントを求めたが、返答は得られなかった。

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