(ブルームバーグ): 4月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は上昇し、約1年ぶりの高水準となった。追加経済対策法の成立や雇用増の加速が背景。1年先のインフレ期待も大きく上昇し、9年ぶり高水準となった。

  景気回復が勢いを増し、消費者は楽観の度合いを強めている。積み上がっている消費需要を原動力に、経済は新型コロナ前の成長ペースを取り戻すと予想されている。一方で政策当局は、景気加速がどの程度の物価上昇ペースにつながるかを注視している。

  1年先のインフレ期待は3.7%と、2012年3月以来の高水準に達した。5年先のインフレ期待は2.7%(前月は2.8%)。

  現況指数が97.2に上昇した一方、期待指数は79.7と前月から変わらなかった。調査は3月24日−4月14日に実施された。

  ミシガン大消費者調査ディレクターのリチャード・カーティン氏はリポートで、「低価格の魅力に言及する消費者ははるかに少なくなり、雇用・所得見通しの改善で購入を正当化する消費者はさらに多くなった」と指摘した。

  このほか回答者は家計動向により前向きな見方を示し、購入環境は堅調にとどまった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

(統計の詳細を追加し更新します)

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