(ブルームバーグ): 写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営する米スナップの1ー3月(第1四半期)決算は、売上高と1日当たりアクティブユーザー数(DAU)が市場予想を上回った。デジタル広告キャンペーンに加え、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の期間に社会的つながりや娯楽を求める消費者が同アプリに目を向けたことが寄与した。スナップの株価は時間外取引で一時約5%上昇した。

  22日の発表文によると、売上高は66%増の7億7000万ドル(約830億円)。アナリスト予想平均は7億4400万ドルだった。スナップチャットのDAUは2億8000万人と、前年同期比22%増加し、ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均(2億7540万人)も上回った。

  エバン・スピーゲル最高経営責任者(CEO)は年明け後の数カ月に経済活動が再開し始める中で、新しい友達作りやマッピング(地図作成)ツールの利用、動画や写真が盛り込まれたストーリー掲載に動く人が増えたと指摘した。

  同社によると、4−6月(第2四半期)の売上高は8億2000万ー8億4000万ドルの見通し。アナリスト予想平均は8億2390万ドル。DAUは前年同期比22%増の2億9000万人を見込んでいる。収益性の目安となるEBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)については2000万ドルの赤字から収支均衡のレンジを示した。アナリスト予想は130万ドルの赤字。

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