(ブルームバーグ):

暗号資産(仮想通貨)交換業者コインベース・グローバルの株価が上場来安値を更新した。同社のような最近上場した高バリュエーションの銘柄から、投資資金の流出が続いている。

  前日まで3日続落のコインベースは、6日の米株式市場で一時8.2%安の250.51ドルまで下落。4月の直接上場に際して設定された参考価格の250ドルを割り込む可能性が生じている。

  最近上場した銘柄の株価に連動する上場投資信託(ETF)は2015年以来最長となる8営業日続落。特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて上場した宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス、不動産関連のテクノロジー企業オープンドア・テクノロジーズはいずれも5%を超える下げとなっている。

  FBBキャピタル・パートナーズの調査ディレクター、マイク・ベイリー氏は「SPACや新規株式公開(IPO)、仮想通貨、環境技術、高成長銘柄などで昨年終盤から今年の早い時期に小型のバブルがあった。これらの資産クラスの多くにツケが回ってきている」と語った。

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