(ブルームバーグ): オーストラリア政府は米欧などと同様、大型予算を通じ金融政策と合わせ景気浮揚を図る。失業率を押し下げ、インフレ加速を目指す。

  フライデンバーグ財務相が11日示した来年度(2021年7月−22年6月)予算案は、財政赤字を1066億豪ドル(約9兆1000億円)と想定。エコノミスト予想の800億豪ドルを上回った。インフラや高齢者ケアへの支出増、減税で赤字が膨らむ。豪州は22年またはそれ以前に総選挙を予定する。

  予算案によれば、「民間セクター主導の成長を支え、失業率を引き下げるため、政府がさらに行動することで景気回復を確実にする」方針。「力強く持続可能な財政状況の維持には経済成長が不可欠だ」とも指摘した。

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