(ブルームバーグ): 米疾病対策センター(CDC)の「予防接種の実施に関する諮問委員会(ACIP)」は12日、米ファイザーとドイツのビオンテックが開発した新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンについて、12ー15歳も安全に接種できるとの見解を示し、対象をこの年齢層に広げることを支持した。米国の予防接種の取り組みは重要な新局面に入る。

  米食品医薬品局(FDA)が10日に緊急使用許可(EUA)の適用年齢を拡大したことを受け、ACIPは今回の勧告を賛成多数で決めた。結果は賛成14、反対ゼロ、棄権1だった。確定にはCDCのワレンスキー所長の署名が必要となる。

FDA、ファイザー製コロナワクチンを12−15歳に緊急使用許可 (1)  

  ファイザー製ワクチンは早ければ13日にもこの年齢層向けに配布される可能性がある。こうした動きは新学年の開始前に中高生全体のワクチン接種に道を開くとして以前から期待されていた。同ワクチンは米国で昨年12月中旬から16歳以上で接種可能だった。

  バイデン大統領は12日、「12−15歳の子供の接種は安全かつ効果的であり、簡単で速く、無料だ」とホワイトハウスでコメント。「保護者がこのワクチンを生かし、子供に接種を受けさせると期待する」とした。

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