(ブルームバーグ): バイデン米大統領は21日、北朝鮮問題を担当する特使を任命するとともに、対北朝鮮政策で韓国政府と緊密に連携すると表明した。

  バイデン氏はワシントンで同日行われた韓国の文在寅大統領との会談後、ソン・キム氏を北朝鮮担当特使に任命し、米韓が朝鮮半島の緊張緩和に向け「現実的な措置」を講じる用意があると述べた。

  バイデン氏は記者会見の冒頭で、朝鮮半島情勢について「われわれ双方が深く懸念している」とし、「完全非核化がわれわれの目標だ」と付け加えた。

  文大統領はキャリア外交官であるソン・キム氏の任命を称賛し、北朝鮮政府からの前向きな反応を期待していると述べた。同氏は米国の駐フィリピン大使や駐韓国大使を経て現在は駐インドネシア大使を務めている。

  文大統領は北朝鮮情勢を巡り米韓両国に見解の相違は全く見られないと指摘。これにバイデン氏は直ちに同意し、両国共通の目標が引き続き朝鮮半島の完全非核化だと述べた。

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