(ブルームバーグ):

ソフトバンクグループの資金の主要借入先10社のうち、みずほ銀行など国内金融機関からの借入額が1年前と比べ約2割減少した半面、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど海外金融機関からの借り入れがおよそ3倍に拡大したことが分かった。

  27日に公表された株主総会招集通知資料によると、2021年3月末時点の借入先トップはみずほ銀の約8501億円。他の国内メガバンクでは三井住友銀行の約4771億円、三菱UFJ銀行の約2777億円と続き、それぞれ昨年3月末時点の9123億円、6606億円、4258億円から減少した。

  一方、海外金融機関からの借り入れはJPモルガンが8293億円と前年の2273億円から大幅に増加。ドイツ銀行も1年前の2580億円から3761億円、シティバンクが1985億円から2629億円、クレディ・アグリコルも2468億円から4721億円に増えた。

  また、BNPパリバとゴールドマンが今年の主要借入先10社の中に入り、3月末時点の借入額はそれぞれ6015億円、5932億円と三井住友と三菱UFJを上回った。

  ソフトバンクGの広報担当者は、国内銀行からの借り入れが減少した理由について、昨年3月以降に実施した4兆5000億円規模の資産売却などを受けて返済した結果だと述べた。また、国内行に加え外銀との関係作りも積極的に行ってきた影響が出ているとしている。

(ソフトバンクG広報のコメントを追加して記事を更新します)

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