(ブルームバーグ): ヘッジファンドで大豆やトウモロコシ、銅などのネットロングポジションが縮小した。先週の商品価格下落を招いた多くの材料が手掛かり。

  金属はインフレ抑制に向けた中国政府の取り組みと米金融当局による利上げ開始時期の前倒し示唆の両方の打撃を受けた。銅相場は先週のロンドン市場で8.6%下げた。

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  米商品先物取引委員会(CFTC)の21日のデータによると、15日までの週で大豆への強気の投資は10カ月ぶりの低水準に落ち込んだほか、トウモロコシのネットロングポジションも約半年ぶりの低い水準となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅のネットロングポジションも約1年ぶりの水準に縮小した。

  農産物では先週、穀物と油糧種子の先物の下げが目立った。水不足に陥っていた米農地に最近、降雨があったことで穀物価格は急落した。ED&Fマン・キャピタル・マーケッツの穀物先物グローバル責任者、チャーリー・セーナティンガー氏は「今年の天気予報は極めて不安定だ」と指摘した。

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