(ブルームバーグ): フランスの自動車メーカー、ルノーは世界的な半導体不足で失われる自動車生産台数の見通しを2倍に引き上げた。サプライチェーン問題や原材料価格の上昇で、今年の利益率の一層の回復が抑制される可能性があると指摘した。

  1−6月(上期)の純損益は3億6800万ユーロ(約480億円)の黒字。前年同期は74億ユーロの赤字だった。ルノーは半導体不足で今年約20万台の生産が失われると予想している。

  ルノーは今年初めて財務見通しを明らかにし、通期の営業利益率が上期に達成した2.8%と同水準になると予想した。これは長期目標を下回る。

  自動車部門のフリーキャッシュフローは7000万ユーロのマイナスとなった。日産自動車によるルノーの利益への寄与は1億ユーロだった。

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