(ブルームバーグ): 2日の欧州株はストックス欧州600指数が最高値で取引を終了した。企業決算が好感されたほか、中国当局の締め付けに対する懸念も緩和した。

  ストックス欧州600指数は0.6%高。フランスの保険会社アクサは上期利益が前年同期比で2倍余り増加したことが好感され上昇した。航空防衛向けエンジニアリングの英メギットは57%高と急騰。産業用動力制御システムメーカーの米パーカー・ハネフィンへの身売りで合意したことが買い材料となった。

  スペインの資産運用会社ドゥナス・カピタルのアルフォンソ・ベニト最高投資責任者(CIO)は、「決算は総じて非常にポジティブだ」と述べ、「今は閑散とした時期に入った。薄商いで中央銀行も休みだ。従って、どんなニュースでも大きな影響を及ぼし得る。過去の8月がそうで、ボラティリティーが上昇した」と指摘した。

  欧州債市場ではドイツ10年債利回りが5日連続で低下し、2月3日以来の低水準となった。30年債利回りは2月5日以来となるマイナス圏に突入。米供給管理協会(ISM)が発表した7月の製造業総合景況指数が予想を下回ったことに反応した。

  ドイツ2年債利回りは2008年11月以来で最も長い12日連続低下。短期金融市場の動向によれば、欧州中央銀行(ECB)による利上げ観測は後退を続けている。

  イタリア10年債利回りは2月17日以来の低水準に下げた。

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