(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、金融政策当局者と各国政府の協力継続を呼び掛けた。ユーロ圏は新型コロナウイルスによる景気後退からの回復が次段階に移りつつある。

  ラガルド総裁は16日にパリで開かれたイベントで、「現在の回復状況を考慮すると、財政政策と金融政策の連携を続けることが必要だ」と主張。政府支援はいっそう的を絞り、「全ての経済主体の生産性を引き上げる」措置に注力するべきだと語った。

 

  ラガルド総裁は「瀬戸際の状態から復活してきたが、まだ完全に危機を脱したわけではない」と発言。「回復は明らかに進行中で、わずか半年前の予想に比べても恐らく回復はより進んだ段階にある。進行も予想以上に速い」と述べた。

 

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