(ブルームバーグ): ノルウェー中央銀行は、新型コロナウイルス危機後初の利上げを決定した。世界で最も流動性が高いとされる10通貨(G10)を持つ国・地域の中で先陣を切った。危機からの回復の力強さを反映して引き締めサイクルを加速させ、12月にも追加利上げを行う方針を示唆した。

  中銀は23日、政策金利をゼロから0.25ポイント引き上げ、0.25%とした。ブルームバーグが調査したエコノミスト15人中14人が予想した通りだった。政策金利の軌道は6月に示したガイダンスよりも「若干」高くなるという。

  オルセン総裁は声明で「経済状況は今や正常化しつつあり、政策金利の段階的な正常化の開始が適切であることを示唆している」とし、「見通しとリスクバランスに関する政策委員会の現時点の判断に基づくと、12月の追加利上げの公算が極めて大きい」と説明した。

  中銀の発表を受けてノルウェー・クローネは上昇し、一時0.4%高の1ユーロ=10.0804クローネと3カ月ぶり高水準となった。

 

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