(ブルームバーグ): 米金融当局による資産購入のテーパリング(段階的縮小)観測を背景に、米国債利回りは28日もほぼ全ての年限で上昇。投資家はこの日実施される米7年債入札の結果も待っている。

  米2年債利回りは28日に一時0.32%と、2020年3月以来の高水準に達した。30年債利回りは11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.1%をつけ、タカ派トーンが示された先週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合以降の上昇幅は約30bpとなった。英10年債利回りも1%を上回り、20年3月以来の高水準。

  ラッセル・インベストメンツの投資戦略グローバル責任者、アンドルー・ピース氏は「この先の金融政策見通しに対する評価を市場がやり直している」と、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで発言。「利回りにはもう少し上昇余地がある。イールドカーブで見て年限が長めの方は、再正常化のプロセスに入っている」との見方を示した。

©2021 Bloomberg L.P.