(ブルームバーグ):

中国の不動産開発会社、花様年控股集団(ファンタジア・ホールディングス・グループ)は今月に入って社債のデフォルト(債務不履行)を起こし、投資家は状況の明確さを求めている。しかし、同社創業者のソーシャルメディアへの投稿は謎めいており、手掛かりを得るのが困難な状況だ。

  ソーシャルメディア「微博(ウェイボ)」上の「宝ファンタジア」という名前のアカウントに、創業者の曽潔(曽宝宝)氏個人による投稿が掲載されていると、同社の外部の広報担当者がブルームバーグ・ニュースに話した。

  花様年が4日、同日が期限だった社債2億570万ドル(約233億円)相当を償還できないと発表した数分後、このアカウントには映画「Darkest Hour(邦題:ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男)」のポスター画像が掲載された。第2次世界大戦時のチャーチル英首相を描いた作品だ。その後には、花様年のロゴと孫悟空を描いた画像などが投稿されている。このアカウントは9月27日から使われるようになった。

  花様年の社債デフォルトを引き金に中国のドル建て債は急落し、中国恒大集団の債務危機が拡大するとの懸念が強まった。花様年を巡る不透明感が拭えないでいる。

©2021 Bloomberg L.P.