(ブルームバーグ): 10月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は予想に反して下がり、2011年以来2番目の低水準となった。現況と景気先行きに対する認識がいずれも後退した。

  1年先のインフレ期待は4.8%と2008年以来の高率だった。特に自動車に対して、購入環境を巡る消費者の見方が悪化した。

  ミシガン大消費者調査ディレクター、リチャード・カーティン氏は「購入環境が悪化したとみる理由を問う設問で、物価が正味で上昇したためとの回答は、インフレ率が10%超に達していた1978−80年以来で最も多かった」と発表文で指摘した。

  ブルームバーグがまとめた最新の月次エコノミスト調査によると、平均インフレ率は2021年に3.7%、22年には低下して2.9%の見通し。いずれも前回(9月)調査の数値を上回った。

  ここ数カ月ではデルタ変異株による新型コロナウイルスの感染拡大が消費者マインドを悪化させ、エコノミストによる7−9月(第3四半期)成長予想の下方修正につながった。ただ物価上昇や限定的な供給についての懸念がある中でも、家計部門の消費支出は続いている。

  統計の細目では現況指数が77.9と、2020年4月以来の低水準。期待指数は67.2に低下した。

調査は9月29日から10月13日に実施統計表

(統計の詳細を追加します)

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