(ブルームバーグ): 15日の欧州株は5週ぶりの高値に上昇。週間ベースでは3月以来の大幅高となった。今決算発表シーズンでこれまでの結果から投資家は回復の持続に確信を強めた。

  ストックス欧州600指数は0.7%上昇。週間ベースでは2.7%上昇した。この日は旅行や銀行、小売株が上げをけん引した。特に銀行株の指数は2020年2月以来の高水準を記録し、新型コロナウイルス危機による下げを取り戻すまで0.1%内に迫った。

  欧州債はユーロ圏国債がイタリア債を中心に下落したが、英国債はアウトパフォームした。ドイツ債は週間ベースで8月以来となるプラスを記録したが、この日の下げで上げ幅を縮小した。

  欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス銀行(中銀)総裁は、既存の資産購入プログラムには属さない「不測の事態に備えた選択肢」を用意し、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の柔軟性を維持する必要があるとの見解を示した。

  またECB政策委メンバー、ウンシュ・ベルギー国立銀行(中銀)総裁は金融政策手段の柔軟な運用についてECBには実績があり、コロナ危機後もそのアプローチを継続するとの見解を示した。

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