(ブルームバーグ): 中国で経済政策全般の立案を担う国家発展改革委員会(発改委)は、オフショア債券の支払い履行を「鋭意準備」するよう企業に求めた。中国恒大など不動産開発企業の危機が中国経済に混乱を引き起こしかねない事態となっていることを重く見た。

  発改委は26日、主要業界と会合を開催。会合後の発表文によると、外国債券発行の監督も請け負う発改委は企業に対し、「外債構造の最適化」も要求した。発表文は企業名に触れていない。

  発改委は外債のロールオーバーと返済で企業の「合理的な需要」を引き続き満たすと表明。企業には「財務規律と市場ルール」を守るよう促し、オフショア債券の元利払いに企業は備えるべきだと言明した。

  ファイナンス費用の急騰で、低位格付けの中国企業がオフショアで借り入れた資金をロールオーバーできるのか懸念が高まっている。中国のドル建てジャンク債(投機的等級)利回りは最近約20%と、10年ぶりの高水準を付けた。世界のドル建てディストレスト債のうち、中国の不動産開発企業がほぼ半分を占める。

 

 

 

 

 

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