(ブルームバーグ):

消費者物価の高騰は供給面のボトルネックが原因との見方が大勢だ。そうした中でヘッジファンド会社ブリッジウォーター・アソシエーツでシニアインベスターを務めるレベッカ・パターソン氏は、物価高騰は供給混乱ではなく需要サイドが影響しているとの見方を示した。

  パターソン氏は27日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「供給ショックというよりも、むしろ需要ショックだ」と指摘。「海上ではかつてないほどの数の船舶が往来しており、米国の港湾では極めて多くの輸入品が処理されている。需要が極めて力強いというのが現状だ。供給が追いついていない。そうした圧力を逃すバルブの役割を果たすのは賃金上昇であり、インフレ高進だ。決算シーズンにおいてこれまで目にしているのは、大半の企業がそうした上昇分を価格に転嫁できるということだ」と述べた。

  パターソン氏は、米国では金融当局の緩和策と政府の大規模な経済対策により、「異例に大きな」需要が生まれたと指摘。その結果、消費者の貯蓄と純資産が増加し、支出を支えたと付け加えた。

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