(ブルームバーグ): ドイツは新型コロナウイルスのワクチンを接種していない人を対象に、全国で厳格な制限措置を導入した。感染急拡大に歯止めをかけるため、サッカーなど大型イベントの観客数にも制限を加えた。

  メルケル首相は2日、ショルツ次期首相や16州の州首相と会談。レストランや劇場のほか、生活必需品ではない商品を販売する店舗への入場をワクチン接種済みまたは感染から回復した人に限定するなど、新たな感染抑止策で合意した。

  メルケル氏はベルリンで、「感染拡大に緩和の兆しも見られるが、水準は極めて高すぎる」と指摘。「このため本日、これらの措置で合意する必要があった」と説明した。

  会合の出席者はまた、ワクチン接種を義務化する計画を支持。下院が近く採決するとした。

  ドイツでは8日に首相が交代する公算が大きく、今回の措置はメルケル首相最後の行動の一つになるとみられる。

 

 

 

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