(ブルームバーグ): 中国は預金準備率を引き下げると、李克強首相が3日述べた。具体的な時期は明らかにしなかった。中国経済の減速で苦しんでいる中小企業を支援する狙いがある。

  李首相は国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事との会談で、中国人民銀行(中央銀行)が適切な時期に預金純率を引き下げると発言したと、中国国営放送が報じた。預金準備率が前回引き下げられたのは7月で、国務院(政府)がその可能性を示唆した2日後だった。

  住宅市場の低迷深刻化で、中国経済への逆風はますます強まっている。これまでのところ今年は新たな政策による景気支援を当局は抑えており、預金準備率は7月以降据え置かれ、財政支出も控えめなペースを維持している。ただ、中小企業向けやグリーンテクノロジー、製造業などの分野に的を絞った支援を当局は最近強化。人民銀も最新の四半期金融政策報告で、緩和を示唆していた。

中国人民銀が緩和シグナル−四半期金融政策報告の表現に変化

 

China’s Looks to Ease Monetary Policy to Help Smaller Firms(抜粋)

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