(ブルームバーグ):

サウジアラビアは、アジアと米国の顧客向けに出荷する原油の価格を引き上げた。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」の感染拡大でも需要の強さは続くと、サウジがみていることが示唆される。

  石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は2日に、生産引き上げ計画の継続で合意していた。

OPECプラス、生産引き上げ計画を維持−供給調整の余地残す (1)

  サウジの国営石油会社サウジアラムコの発表資料によると、同社は1月に出荷するアジアおよび米国向け原油の全グレードを値上げした。代表油種「アラビアンライト」のアジア向け価格は、12月との比較でバレル当たり60セント引き上げた。引き上げ後の価格は、域内のベンチマークを同3.30ドル上回る水準となる。

©2021 Bloomberg L.P.