(ブルームバーグ): 独立系の石油商社最大手ビトル・グループは、今年すでに10%超上昇した原油価格がさらに値上がりする可能性があるとみている。供給ひっ迫がその理由だ。

  同社のアジア責任者マイク・ミュラー氏は16日、「強いバックワーデーション(逆ざや)は大いに正当化される」と、上昇予想を説明した。

  ミュラー氏はバイデン米政権が戦略石油備蓄(SPR)を追加放出するとも予想。米政府は11月に5000万バレルの放出を発表している。

  中国ではゼロ感染を目指す厳格なコロナ対策が奏功し、石油製品の需要が顕著に落ち込むには至らないと同氏は予想。「中国では需要に大きな打撃が及んでいる兆候がまったく見られない」と述べた。

 

©2022 Bloomberg L.P.