(ブルームバーグ): 資産家マイケル・プラット氏が率いるブルークレスト・キャピタル・マネジメントは、昨年の運用成績が大半のヘッジファンドを上回り、同氏の資産は一段と拡大した。顧客からの預かり資産を返還して以来、よりリスクある資産に投資することができるようになったことが背景にある。

  事情に詳しい関係者が非公開情報を話しているとして匿名を条件に語ったところによれば、同氏の個人的な投資会社であるブルークレストは2021年に約30%のリターンを上げた。同社の年間リターンとしては過去数年の水準より低いものの、ブルームバーグがまとめるヘッジファンドの平均リターンの3倍だ。

  プラット氏は自身とパートナーらの資産運用に専念するため、15年に顧客への資金返還を決定した。高いレバレッジや積極的なトレーディングが奏功し、ここ数年間のリターンは世界的に見ても際立つ。ブルークレストの広報担当者はコメントを避けた。

  ブルームバーグ・ビリオネア指数に基づく試算によれば、プラット氏の資産は16年初めに12億5000万ドル(約1430億円)だった。それ以来、同氏の資産は拡大を続け、昨年のリターンを踏まえると約128億ドルと、英国で3位の資産家に達したとみられる。

(抜粋)

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