(ブルームバーグ): 香港警察は17日夜、新型コロナウイルス関連の規制に反したとしてキャセイパシフィック航空の元客室乗務員2人を逮捕したと発表した。

  疾病対策規定違反とされた2人は、香港にオミクロン変異株を持ち込んだとされている。元乗務員は保釈中で2月9日に裁判所での審理に臨む。

  警察発表によれば、2人は昨年12月後半に米国から香港に到着したが、医療監視下で禁じられている行動を取った。その後、コロナ検査でオミクロン株に感染していることが判明したという。有罪となれば、罰金5000香港ドル(約7万3500円)に加え、禁錮6月の刑が科せられる。

  キャセイの広報担当者は、逮捕された2人はすでに同社の従業員ではなく、キャセイは「香港および海外でコロナ対策を順守する極めて大きな重要性を強く認識している」とコメントした。

  香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は18日、香港のペットショップ従業員がハムスターから新型コロナに感染した可能性があり、動物から人間に新型コロナが感染した初めてのケースが香港で確認されたようだと関係者の話として報じた。

  同紙によれば、オランダから輸入されたハムスターがコロナ検査で陽性と判定された3カ月後にこの従業員がデルタ株に感染していることが確認されたが、感染経路は追跡不能。

  来月開催の冬季五輪を控える北京市は、住民の1人がオミクロン株に感染していると発表。この患者が国際郵便に付着したウイルスに感染したとみて、住民に国際郵便の開封時にマスクと手袋を装着するよう呼び掛けている。

  北京市衛生健康委員会は17日、この住民について、陽性と判定される前の2週間に北京から離れたことはないが、仕事で国際郵便を扱っていたと説明。この感染者の同居者と同僚に陽性判定を受けた者はいないとしている。

 

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