(ブルームバーグ): 中国の西安市は1カ月に及ぶ封鎖措置を解除する。市政府が24日発表した。レストランや観光スポット、劇場などの人数制限は継続し、家族の食事も10人以下に制限する。人口1300万人の同市は中央政府の厳格な「ゼロコロナ」政策に従って先月から都市封鎖を実施していた。

中国の西安市、1カ月に及ぶロックダウン解除−ゼロコロナ達成で

  米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は23日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株による記録的な感染者・入院者の増加が近くピークに達するとの楽観的な見方を示した。ただ減少ペースは地域で異なり、一様にはならないとしている。

米オミクロン感染状況、「正しい方向に向かっている」とファウチ氏

  2月1日から隔離措置なしでの観光客受け入れを再開するタイは、人気の観光地の住民に4回目のワクチン接種を行う取り組みに本腰を入れる。

  韓国ではオミクロン株が新規感染に占める割合が週間ベースで初めて50%を超え、今や主流となっている。前週末の1日当たりの新規感染者数は7000人強と、2週間前の約3000人から2倍強に増加した。

  キャセイパシフィック航空は香港のコロナ制限措置強化により座席供給が減少し、月当たりのキャッシュバーン(現金燃焼)が加速するとの見通しを示した。香港の新規感染者は約1年ぶりの多さとなった。

  ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)やライアンエアなどの航空会社の経営トップはジャビド英保健相宛ての書簡で、少なくともワクチン接種完了者については制限なしでの海外渡航を再開するよう訴えた。

  米国で23日に行われた新型コロナワクチン接種は69万4000回と、昨年10月以来の少なさとなった。

  ドイツは新型コロナの制限措置についてショルツ首相と州首相が24日に話し合う予定だが、これに先立ち、現行の制限措置が維持されるとの見通しを複数の州首相が示した。

  ベルギーの首都ブリュッセルでは制限措置に抗議するデモが暴徒化した。

  香港の23日の新規感染者数は140人と、この1年余りで最多となった。ロシアでは新規感染が6万3205人と過去最多を更新した。

  ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は3億5104万人、死者数は559万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーでは、世界のワクチン接種は99億2000万回を超えた。

(中国・西安市やタイ、韓国などの情報を追加します)

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