(ブルームバーグ): 米銀ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は、成長の減速と資産価格の下落に顧客は備えているとし、「極度に懲罰的な」インフレで経済への課税が生じているとの見方を示した。

  「リセッション(景気後退)の可能性はある」とソロモン氏は17日の電話インタビューで発言。そのリスクを過度に懸念しているわけではないと付け加えたが、今後12−24カ月にリセッション入りする確率は少なくとも30%あるとするジャン・ハッチウス氏率いる同行エコノミストの予測に言及した。ソロモン氏は信用スプレッドが一段と大きく拡大し始めるかどうかを注意深く見守っているという。

  「インフレを退治しなければならない」と同氏は発言。「インフレは極度に懲罰的だ。次の給料日までしのげるかどうかギリギリの人にとっては特にそうだ。社会のそうした層には大きな課税だ。インフレを抑制することは非常に重要だ」と述べた。

  ゴールドマンの顧客は経済状況が、まだかなり秩序だった形ではあるが引き締まりつつあると認識しているともソロモン氏は指摘。株価下落は予測可能だが、相場混乱が信用スプレッドに波及する場合は「やっかいなこと」になるとした。

  「金融状況の引き締まりが見られる」とし、「金融政策が一段と大きく引き締められる環境に入りつつあることを踏まえれば、資産価格に起きていることは驚きではない」と語った。

Goldman CEO Sees Recession Risk, ‘Extremely Punitive’ Inflation(抜粋)

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