(ブルームバーグ): 世界保健機関(WHO)は最近のサル痘感染拡大について、異例の事態だが抑制可能との見解を示した。

  WHOの感染症対策責任者、シルビー・ブリアン氏は24日の声明で「過去数年間、見られなかった事態だ」と指摘。その上で、サル痘は依然として抑制可能であり、各国が意識を高め、早い段階で症状に気づくようよう国民に呼び掛けることで感染の連鎖を断ち切れると述べた。

  サル痘の初期症状は高熱や筋肉痛、リンパ腫の腫れなど他のウイルス性疾患に感染した場合と似ている。その後、顔面から発疹が出るケースが多く、他の部分に広がる。発疹は水疱(すいほう)、膿疱(のうほう)化した後にかさぶたになることもある。通常は2ー4週間症状が続く。

  サル痘は発展途上国では報告されてきたが、ここ最近欧州や米国でも感染が見られている。ブリアン氏によれば、これまでに19カ国で合計131人の感染が確認され、感染の疑いで調査中の症例が106件報告された。

「サル痘」とは何か、感染はどのように広がったのか−QuickTake

(抜粋)

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