(ブルームバーグ): スリランカの中央銀行は7日、政策金利を1ポイント引き上げて15.5%とした。インフレ率が70%に達する恐れがあるとして、今年これまでの利上げ幅は計9.5ポイントに及んでいる。

  財政が実質的に破綻している同国は自国通貨安と外貨準備減少に見舞われ、6月の消費者物価上昇率は過去最高の54.6%に達した。ウィーラシンハ中銀総裁は利上げ決定後にブルームバーグテレビジョンで、「向こう数カ月でインフレ率はさらに上がる」との見通しを示し、その後の記者会見で70%に達するかもしれないと語った。

  同日の中銀データによれば、外貨準備高は6月末時点で18億6000万ドル(約2530億円)と、5月の18億9000万ドルから減少。国民は燃料節約で今月10日まで外出自粛を求められている。

  ウィーラシンハ総裁は国際通貨基金(IMF)との交渉で「かなり近い」時期に合意に至ると期待しているとも語った。「力強い財政政策と構造改革にコミットする」とブルームバーグテレビジョンで発言した。

Sri Lanka Raises Policy Rate as It Braces for 70% Inflation(抜粋)

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