投げては最速125キロ! 打ってはホームラン! “二刀流”の中学1年生・安達源太郎選手 家族の全力サポートで「夢はプロ野球選手」 新潟・加茂市
BSN新潟放送6/20(金)12:00

投げては最速125キロ! 打ってはホームラン! “二刀流”の中学1年生・安達源太郎選手 家族の全力サポートで「夢はプロ野球選手」 新潟・加茂市
中学1年生にして最速125キロ!横浜DeNAのジュニアチームにも所属していた新潟県加茂市の12歳が、家族からのサポートを受けながら、野球漬けの日々を送っています。夢は「プロ野球選手」です。
「おはようございます」

加茂市の軟式野球チームに所属する中学1年生の安達源太郎(あだち・げんたろう)選手(12歳)です。
この日は、糸魚川市のチームとの試合に臨みました。
「ホームラン打ちたいなと思っています」
その第1打席でした。大きな当たりが両翼91.5メートルのフェンスを超えるホームラン!まさに有言実行です。安達選手は…

「狙いました」
「初球から“マン振り”でホームランかちこんでやろうと」
さらに投げては…
ストレートの最速は125キロ。相手選手から空振りを奪います!

チームメイトの主将は…
「ポテンシャルです。球の速さとか、足の速さとか、飛距離とか、他とはちょっと違います」
大谷選手をほうふつとさせる二刀流の活躍ですが、さらにもう一本刀を持っていました。
安達源太郎選手
「♪飾りじゃないのよ涙は〜」

投打に加えて、声でチームを鼓舞する「三刀流」です。
2年生は
「三刀流だったら、僕四刀流できますよ」
「負けたくないですね!」
チームに刺激を与え並外れた野球センスで1年生ながら活躍する安達選手。
実は、横浜DeNAベイスターズのジュニアチームに所属していました。

「自分がジュニアチームで着てたやつです」
「最初の集まってノックをしたときに、本当にこれが小6なのかって思いました」
NPBのジュニアチームは、小学5・6年生が対象。複数の選考を合格した選手のみが入団を許され、これまでに94人のプロ野球選手を輩出してきた、いわば“プロへの登竜門”です。数ある球団からベイスターズを選んだのは…
安達源太郎選手
「飯塚さんに憧れて、ベイスターズジュニアに入ろうと」
上越市出身で日本文理高校を卒業した飯塚悟史さんの存在がありました。
安達源太郎選手
「ポーカーフェイスで、どんな時でもピンチを潜り抜ける良いピッチャーだなって」

憧れの選手の背中を追った安達選手は、およそ930人の応募の中から16人という“狭き門”を突破。入団後のおよそ4か月間で、ホームラン3本にノーヒットノーラン1回と、大活躍を見せました。
「めっちゃ大会を思い出しますね」
「あの経験があったから、今も全然緊張しなくなったので、大きいかなって思います」
日本文理高校出身で、東京ヤクルトスワローズで活躍し、今は県内の小中学生を指導している本間忠さんは週に1度、安達選手を指導しています。

シンプルベースボールアカデミー 本間忠さん
Q 源太郎くんは、本間さんから見てどんな選手ですか?
「一番はどこに行っても声が出せる」
「声が出せる=自分を出せるので、飛距離もそうですし、チームの盛り上げもそうですし。あと球の強さ、速さですよね。ボールがやっぱり強いので、伸びしろしかないぐらいですね」
そんな安達選手の自宅にお邪魔しました。学校から帰宅すると、野球道具を持って、ある場所へと向かいます。その先には、自宅敷地内に造った練習場がありました。

安達源太郎選手
「気持ちよく打つために90キロぐらいで、100〜200球くらい(打つ)」
練習場は父・昇栄千(しょうえいち)さんの手作りです。昇栄千さんは、安達選手が所属する加茂クラブの監督で、自身も中越高校時代に甲子園に出場しました。

父・昇栄千さん
「野球をやりたい子どもたちが、できる環境を、うちの子(源太郎選手)も含めて、地域の人が野球をやれる環境をつくれればなと思ってつくりました」
この練習場では地元の子どもたちをはじめ、安達選手の兄・日本文理高校2年生の煌栄千(こうえいち)さん(17歳)、弟の清士郎(せいしろう)くん(9歳)の3兄弟も汗を流してきました。
親子でのピッチング練習がルーティーンです。

父・昇栄千さん
Q 強みはどこだと思いますか?
「力が強いので、だれよりも…足も29センチぐらいあるのかな」
足のサイズはなんと29.5センチ!
身長171センチ、体重63キロの“強い身体”をつくるのは、やはり食でした!

母・里枝(りえ)さん
「きょうは鶏もも肉のしょうゆ麹焼きです」
他にも、安達選手の大好物ピーマンなどが並びます。

安達源太郎選手
「最高です!」
母・里枝さん
「3歳のときでラーメン一杯完食していたので」

安達選手は5歳の時に、父・昇栄千さんに勧められて野球を始めました。
ただ小学3年生のころは…
母・里枝さん
「気性が荒くて、すぐ歩いて帰ったり」
それでも、ベイスターズジュニア時代には、毎週土日祝日の試合・練習のため、片道5時間半かけて横浜スタジアムまで車で往復。家族の全力サポートで野球に打ち込みました。
母・里枝さん
「本当にみんなが一致団結で頑張りました」

昇栄千さんは監督として、そして父として、源太郎選手を見守ります。
父・昇栄千さん
「のびのびと、楽しく野球が嫌いにならなくて、高校野球につながればいいなのかなって」

安達源太郎選手
Qそういった思いを受けて、いかがですか?
「そんな思ったことがなかったので、嬉しいなって」
「もっと人一倍頑張っていきたいなって」
今は楽しくて仕方がないという野球。家族やチームメート、指導者らの応援を受け、夢の「プロ野球選手」へ走り続けます。

安達源太郎選手
Q 将来の夢は?
「将来の夢は、ベイスターズのユニフォームを着て、横浜スタジアムで投げて、ホームランを打つことです」

ここまで野球に打ち込めることができるのは、関わるすべての人のサポートが大きいと思います。この思いを胸に、さらなる飛躍を願っています。




