バスに乗り込み「プール授業」へ…校外の民間プール活用するワケとは? プール授業の新たな形、現場の声は…
BSS山陰放送6/20(金)6:06

バスに乗り込み「プール授業」へ…校外の民間プール活用するワケとは? プール授業の新たな形、現場の声は…
厳しい暑さが続き、山陰両県の学校でも続々とプールの授業が始まっています。
こうしたなか、19日、鳥取県米子市内では初めて学校のプールを使わない水泳学習が行われました。
一体どこのプールを使ったんでしょうか?そして、その理由は?
八原真由アナウンサー
「崎津小学校、今日がプール初日だということなんですが、児童たちまだ玄関先で着替えていないんです。一体、なぜなんでしょうか?」

「いってきま〜す!」
午前8時半。
崎津小学校の1・2年生、43人がバスに乗り込み向かった先は、イオン米子駅前店の中にあるコナミスポーツクラブ米子。
こちらのプールが、水泳の授業の舞台です。

そのきっかけとなったのが…
米子市 伊木隆司 市長
「この度、官民連携の泳力向上学習という事業を始めることにいたしました」
米子市では、小中学生の泳力向上を目的に、今年度から校外の屋内温水プールを活用した水泳学習のモデル事業がスタートしました。
近年、猛暑の影響で学校の屋外プールでの授業が中止になるケースが相次いでいますが、屋内プールを活用することでそれを防ぐとともに、外部のインストラクターが指導することで、子どもの泳力向上、教職員の負担軽減も期待されます。
さらに。
米子市 伊木隆司市長
「今後新たなプールの設置はしない。既存のプールの中で古くなったものについては、改修をしない。」

プールの維持管理費は1校あたり年間およそ66万円。
市内27の小中学校ではプール建設から30年以上が経過し老朽化も進んでいて、新設するコストは2億6000万円にのぼります。
そこで米子市は、まずはプールの老朽化が進む4つの小学校でこのモデル事業を開始しました。
屋内プールでの授業に、子どもたちは…
児童は
「楽しかった!」
「ビート板で肘を伸ばすのを頑張りました!」

コナミスポーツクラブ米子 藤田隆幸コーチ
「とても楽しそうで、笑顔がたくさん見られてよかったと思います。」
そして、現場の教職員も…。
崎津小学校 渡辺和幸教頭
「いつもだったらやらなきゃいけなかったプールの水質管理というのがないということで、本当に子どもたちの指導のことだけを考えればいいので、すごく負担は軽減したと思います。」
米子市教育委員会事務局 学校教育課 仲倉昭雄課長
「このモデル授業を実施したうえで、この成果、それから課題も当然出てくると思いますので、そのあたりを検証しながら、屋内でのプール授業を順次増やしていきたい。」
民間のプール施設を活用した水泳学習は、11月12日まで行われる予定です。




