制作側と雅子さん側にあった“いくつかの対立点”

 ところが8月6日、NEWSポストセブンが〈米倉涼子と小泉今日子。独立した2人が共演か〉と報道。翌7日には、小泉自身がツイッターに、雅子さんと大阪日日新聞記者・相澤冬樹氏の共著『私は真実が知りたい』の写真とともに、〈読みました。深い孤独と悲しみに胸が苦しくなりました。そしてとても腹が立ちました。私も真実が知りたい。〉と投稿したのだ。

 3日後の8月10日には河村氏と望月氏、相澤氏、雅子さんの四者会談が行われた。その場で河村氏は小泉が雅子さん役を演じることを前提にこう語っている。

「小泉さん、実は雅子さんの役をやりたい、だから結構話しながら、小泉さんの意見を反映したい」

「米倉さんとキョンキョンが合同主役みたいな」

 だが、両者には幾つかの対立点があった。雅子さん側は、NHKを辞めて森友事件を追い続ける相澤氏に夫との共通点を感じて連絡したのだから、女性に置き換えるのはいいが、根幹部分は変えないで欲しいなどと主張。映画「新聞記者」と同じタイトルの続編扱いでは真実とかけ離れている、と疑問を呈したのだ。

 以後、河村氏からは連絡がなかったものの、9月14日の発表数日前に「あくまでフィクション」のため、タイトルも「新聞記者」のまま、制作する旨が雅子さんに通告されたのだった。

 ところが、その制作発表から1カ月半弱。今も小泉の名前は発表されていない。映画関係者が明かす。

「制作側の雅子さんに対する裏切りを知り、小泉は後ろ向きになったようです」