壇蜜、結婚――。

 2019年11月、“永遠の愛人”だったはずのアイコンがもたらした突然の知らせに、勝手に喪失感を感じてしまった人も少なくないだろう。しかしこの発表からほどなく、世界は未曽有のコロナ禍に。人妻となった壇蜜は、新婚生活をどう過ごしていたのか。


©倉繁利

マスクがなくても、作ればいいじゃないか

「あんまりいいニュースがなかった割には、そこまで落ち込みすぎず、静かに過ごすことはできたかな。自分と比べたら、苦しんでいる人とか、大切な人に会えなくてつらいという方はたくさんいたと思います。マスクがなくても待てばいいじゃないか、作ればいいじゃないかと手作りしてラジオの番組で配ったりして、感染症に揺らがないようにと願っていました。

 清野(とおる)さんとは別居婚で生活しています。彼はゼロから作品を作るという、すごい細かい世界で緻密なことをやっている方。そこに私があれやってこれやってと要求するのはちょっと違うかなと。彼の世界を崩れさせてはいけないって思い、そのためのひとつの手段としての選択ですね」

 別居婚、というのが“永遠の愛人”らしさを醸し出しているが、「結婚して一番良かったことは?」の質問にはこんな答えが返ってきた。