アイドル歌手・岡田有希子(享年18)が1986年に自らの命を絶って35年。命日の4月8日、現場となった新宿区の元所属事務所ビル前と、故郷・愛知の墓前には、ファンが集まり黙祷を捧げた。

「最近は往年のファンだけでなく、YouTubeなどで知った若い人も来るように。岡田の愛くるしい顔のパネル写真と花束や飲み物などを並べ、偲んでいた」(スポーツ紙記者)


楽曲の作曲陣は竹内のほか尾崎亜美、坂本龍一と豪華だった ©共同通信社

 岡田が所属事務所サンミュージックのビルの屋上から飛び降りたのは白昼、午後0時すぎだった。ベテラン芸能記者が回顧する。

「午前10時頃、青山の自室で手首を切り搬送。幸い軽傷で事務所で専務と話し合いをしたが、一瞬のスキに屋上に上り、飛び降りた」

 トップアイドルの死という衝撃に、後追い自殺する若者が続出。国会でも取り上げられ、海部俊樹文部大臣が答弁に立った。

 遺書は遺族に渡され、中身は明かされていない。当時、原因として指摘されたのが、前年11月より放送された、岡田にとって唯一の主演ドラマ「禁じられたマリコ」での出会いだった。