〈 「松本人志さん、真実を話して」第1回口頭弁論を前に告発者A子さんが「週刊文春」で手記を公表「私は負けません。何度でも証言台に立ちます」 〉から続く

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が文藝春秋などを名誉毀損で訴えた裁判。争点となっている 昨年12月27日発売号の記事 にて、松本からの性的行為を告発したA子さんが探偵から尾行されていることが「 週刊文春 」の取材で分かった。

 複数の探偵業者が取材に事実関係を認めた。


直撃取材に応じる松本 ©文藝春秋

「松本さんは、私の名前などの素性を、とっくにわかっています」

 3月28日から東京地裁で始まった裁判のなかで、松本側はA子さん、B子さんという2人の告発者の名前、住所、生年月日、携帯番号、LINEアカウント、さらには容姿がわかる写真の提出を要求している。

 こうした松本側の要求に対して、A子さんが言う。

「松本さんは、私の名前などの素性を、とっくにわかっています。その証拠に、私が(お笑いコンビ「スピードワゴン」の)小沢一敬さんに送った“迎合メール”がメディアに取り上げられたとき、松本さんは、Xに『とうとう出たね。。。』とポストし、そのメールを拡散していましたから」

複数の探偵業者による尾行が付いていた

 最初の記事が出てから半年あまり、A子さんの身辺には様々な変化があった。彼女が見ず知らずの男たちに行動を監視されていると気付いたのは2月中旬のことである。

「ある日、私は友人と2人で繁華街のカラオケボックスに来ていました。夜9時半、L字型のソファで会話していたところ、部屋のドアの左上でコツンという音がしたので目を向けると、一眼レフの黒い影が見えたのです。その後、人影とともにサッと消えていった。レンズと目が合ったことに驚き、私は恐怖で固まってしまった」(同前)

 同じ時期から、自宅前に停車する地方ナンバーの車を見かけるようになった。3月以降、A子さんから相談を受けた取材班は継続的に彼女の自宅周辺を監視。4カ月近くの取材で浮き彫りになったのは、記事掲載後の早い段階で自宅が特定され、その後も探偵業者による尾行が付いていたという事実だった。

 そして数回にわたり、取材班は、探偵がA子さんを尾行し写真や動画を撮影する姿を確認。その後の取材で探偵業者を特定し、複数の業者から詳しく話を聞いた。