6月14日、大阪・JR天満駅近くでカラオケパブ「ごまちゃん」を経営する稲田真優子さん(25)が遺体で発見された。天満駅付近は緊急事態宣言中でも若者を中心に人が多く集まる飲食店街で、事件現場となった「ごまちゃん」は、ガールズバーやラウンジが多く入ったビルの一角に店を構えていた。


カラオケパブ「ごまちゃん」の入ったビル 現在も警察の捜査は続いている Ⓒ文藝春秋

「11日の夕方に、稲田さんが出勤する姿がビルの防犯カメラに映っていました。その後はビルから出る姿が確認されていないため、出勤後に何者かに殺害された可能性が高い。首の右側と左肺を貫通するほど深く刺されていて、死因は失血死。腕には抵抗した際に身を守ろうとしてできたと見られる防御創も残っていた。他にも全身10数カ所の切り傷があり、強い殺意を持っていたと思われます」(社会部記者)

夢だった「自分の店」を持ってわずか5カ月

 遺体の第一発見者は稲田さんの知人。この知人は稲田さんと数日前から連絡がとれないことを心配して、14日の朝に店を訪れた。店は施錠されていたため、ビルの管理人と一緒にカギを開けて中に入ったところ、血まみれの稲田さんが倒れていたという。

 稲田さんが「ごまちゃん」をオープンさせたのはコロナ禍まっただなかの2021年1月。それ以前は天満駅から近いカラオケバーに4年以上勤めていた。そのカラオケバーを昨年7月に辞め、夢だった自分の店をオープンさせてから、わずか5カ月で惨劇の被害者になってしまった。