2年前、自殺した弟が遺した7歳の甥と3歳の姪を引き取り、28歳未婚でふたりの子持ちという“独身パパ”になった、だいきんぐ氏(31)。

 YouTubeチャンネル『 独身パパの日常。 』とウェブコミック『 独身でパパになる 』で子供たちの生活やそのなかで感じた想いを公開している彼に、甥と姪を引き取った際の詳細、一緒に生活を始めてからの苦労などを聞いた。(前後編の前編/ 後編 を読む)

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甥と姪を引き取ることに、両親が猛反対

――28歳のときに甥と姪を引き取ることになり、突然お父さんになった「だいきんぐ」さんですが、その経緯を教えてください。

だいきんぐ 弟が自死してしまって、弟の妻と、子どもたちが残されたんですが、生前、家庭内のトラブルで悩んでいると弟から聞いていて。

 そこから、僕が子どもたちを引き取るのがベストだと判断し、引き取りました。


だいきんぐさんが原作者を務める、「 独身でパパになる 」6話より

――その際に、弟の妻や、ご両親から反対は?

だいきんぐ 弟の妻からの反対はなかったのですが、両親が猛反対していました。当初、両親は自分たちが育てると言っていましたね。

 ただ、父は61歳、母は56歳で若くはないし、当時上の子は7歳、下の子は3歳くらい。成人を迎えるまで育てるのに10年以上かかるのを考えたら、そこまで両親が生きていられるかどうかわからないなって。生きていたとしても、いまみたいに体が動くわけでもないでしょうし。

 だったら、僕が育てたほうがいいんじゃないかと思いました。

――ご両親の反対の理由は?

だいきんぐ とにかく、子どもを育てたことがないのに、そんな簡単に引き取るというのはどうなんだ、というのが大きかったです。それと、子供たちを引き取って子連れになったら結婚が難しくなるぞとか。

 あとは、やっぱりお金ですよね。そういったことを、おまえはちゃんと考えているのかといろいろ言われましたね。

――お子さんおふたりとは、もともと仲が良かったのですか?

だいきんぐ 以前から僕がひとり暮らしをしている部屋へふたりで泊まりに来たりしていたので、仲は良かったと思います。ただ、弟が亡くなる1年前に、親族の相続に関する揉め事に巻き込まれて弟とケンカしてしまって、そのまま弟が亡くなってしまったんですね。

 その間、子どもたちにも会っていなかったので、弟が亡くなった日が、ほとんど1年ぶりの再会でした。