睡眠時間は3時間、職場では「え、もう帰るの?」と…突然2児のパパになった、31歳独身男性を悩ます“子育てのツラさ” から続く

 2年前、自殺した弟が遺した7歳の甥と3歳の姪を引き取り、28歳未婚でふたりの子持ちという“独身パパ”になった、だいきんぐ氏(31)。

 YouTubeチャンネル『 独身パパの日常。 』とウェブコミック『 独身でパパになる 』で子供たちの生活やそのなかで感じた想いを公開している彼に、甥と姪を引き取った決意の背景となった自身の家庭環境、親になって生じた心情の変化などを聞いた。(前後編の後編/ 前編 を読む)

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「戸籍なんて関係ない」甥と姪を引き取ることになった“原点”

――28歳の時に、独身にしてチビ助くん(甥)とチビ子ちゃん(姪)を引き取ることを選んだだいきんぐさんですが、11歳の頃にお母様を亡くされていて、現在のお母様は義母になると動画でおっしゃっていました。

だいきんぐ いまの母は僕が12歳の時に一緒に暮らし始めたんですけど、実はいまだに父の家の籍に入っていないんです。いわゆる「事実婚」ですね。


だいきんぐさんが原作者を務める、「 独身でパパになる 」5話より

 戸籍的には僕は母の息子ではないんですけど、それでもちゃんと育ててくれたので。戸籍って家族とか親子に関係ないよね、というふうに思いながら過ごしてきましたし、そういうのもあって、すぐにふたりを引き取ると言えたのかなとは思います。

――では、だいきんぐさんの家庭観や結婚観は元からあまり枠にはまったものではないと。

だいきんぐ 結婚することがあれば、僕も両親みたいに事実婚がいいなと思っています。ふたりを見ていると、夫婦というよりもパートナー同士みたいなんですよ。なので、僕も事実婚でパートナーと呼べる方と一緒にいられたらなと。

――ご両親が事実婚を選んだ理由は、お聞きになっていますか。

だいきんぐ 父には弟と僕がいて、母にも前の旦那さんとの間にもうけた娘がふたりいるんです。僕の妹たちになるわけで、上の妹が僕の2歳下、下の妹が5歳下。籍を入れて母が父の名字を名乗ることを選ぶと、妹たちも父の名字を名乗るか、母と妹たちの名字がバラバラになるかになってしまう。

 それは彼女たちも大変だし、すんなり納得もできないだろうということもあって、事実婚を選んだそうです。