丸山議員の“戦争”発言に「ああ、きたか」 平成最後の夜、82歳のヤマタクが語ったこと

 新聞の楽しみの一つは連載コラムだ。

 今週とくに注目していたコラムがあった。それは、佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)が何を言うか、書くか? である。

 丸山穂高衆院議員の「戦争」発言が報道された先週。元島民の男性に対し、北方領土問題について「戦争しないとどうしようもなくないですか」などと発言。


5月20日、報道陣の取材に応じる丸山穂高衆院議員 ©時事通信社

 その批判の一つとして丸山議員が飲酒していたこともあるのだが、私は同じ「飲酒」でもちょっと違う点から問題を感じたのだ。以前に佐藤優氏の著作を読んだら、次のような箇所があったのである。

《ロシアの酒飲み政治家は酒を飲まない者を信用しない。酒を飲んだときと素面のときの発言や態度の変化をよく観察して人物を見極めるのである。》(『 国家の罠 』186P、新潮社)

 ああ……。

 つまり、「ロシアと政治家と酒」という面でも丸山議員は考えられるうえで最悪だったことがわかる。最強の最悪。

 丸山議員の言動を知ったロシアの政治家の中にはニヤニヤした人だっているに違いない。よく「国益を損ねた」って言葉を使いたがる人がいるけど、使うなら今回だろう。

「一刻も早く政治家を辞めるのが国益にかなうと思う」

 そう考えていた数日後、スポーツ報知に佐藤優氏のコラムが掲載された。なんと書いてあったか?

【佐藤優コラム】「暴言」丸山議員は早期辞職を(5月20日 スポーツ報知)

 この中で、

「丸山氏が友好の家の敷地外に出て、大声でわめき散らしていたら、酩酊者としてロシア警察に保護された。」

「日本としては、ロシアの管轄権行使を認めるわけにはいかない。従って、丸山氏の即時釈放を要求することになる。」

「日本政府が、戦争による北方領土問題解決の可能性を主張する丸山氏を守らざるを得ない状況が生じたならば、ビザなし交流をロシアは止めた。また、北方領土交渉も停滞した。」

 佐藤氏らしい指摘だ。最後は「丸山氏のような輩(やから)は一刻も早く政治家を辞めるのが国益にかなうと思う。」

 やっぱり「国益」損ねてます! そういえば今回久しぶりに「ムネオハウス」という言葉を思い出しました。鈴木宗男氏も佐藤優氏も怒り心頭だった。


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