毎朝オムレツを作るのが日課だったが…

 3つ目が、食生活に関する意外な「ない」である。

「大谷選手は2015年から契約している『明治』の女性管理栄養士の指導の下、普段の食事にもとても気を使っています。以前は、ナイターの日は決まって午前9時に起き、自分でご飯を炊いてブロッコリーをゆで、オムレツを作るのが日課でした」(スポーツ紙デスク)

 昼と夜は、球場に用意されている肉や魚、野菜や乳製品などから自分で栄養価を計算して食べ、外食をしてもパンの代わりにレタスで赤身肉を挟んだ高タンパク低脂質のハンバーガーを選ぶなど、徹底している。

「昨オフには自分に合う食材、合わない食材を血液検査で調べ、卵が合わないと分かったのでオムレツをやめた。小麦を原料とする食品を控えるグルテンフリーも始めたそうです」(同前)

大好きな甘いものも節制しているのかと思いきや…

 だが、ストイックな大谷でもやめられないものが。

「彼は甘党として有名で、エンゼル・スタジアムでも『好物はクレープ』と紹介されるほど。ドーナツも大好きで、日ハム時代には母校の花巻東高校の後輩たちに差し入れをすることもありました」(同前)

 こうしたスイーツも節制しているのかと思いきや、

「オフシーズンは体重管理のために滅多に口にしないが、シーズン中は、食べたいと思ったら我慢しない。ストレスを感じるよりも大好きなものを食べて集中したほうがよいと考えているようです」(同前)

 そんな大谷について、岩手県に住む父方の祖母・ユリさんはこう語る。

「私は歳も歳だしどこにも行けなくて、楽しみはテレビで応援するくらい。ホームラン王? そりゃ獲れたら嬉しいねぇ」

 本塁打王も最早まったく夢ではない。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年7月15日号)