41歳での出産、流産、夫との円満別居…大家族・石田家のお母さんが語る、現在の心境「今がちょうどいい距離感かな」 から続く

 茨城県在住の11人の大家族・石田さんチに密着した『7男2女11人の大家族石田さんチ!』(日本テレビ系)は、今年放送から25年を迎えた。殴り合いの兄弟げんかや、反抗期の息子と母の壮絶なバトル、お母さんとお父さんの夫婦漫才のようなやりとりなど、リアルすぎる家族の日常に心を掴まれた人も多いだろう。 

 今回、石田さんチの名物キャラクターである千惠子さんに、殴り合いの兄弟げんかやお金のやりくりなど、大家族のリアルについて話を聞いた。(全3回の2回目/ 続きを読む )


石田千惠子さんと澤本プロデューサー

◆ ◆ ◆

「完璧な子どもがいたら、バカになれって言います」

――年子が多い石田家では、頻繁に喧嘩が起きていましたよね。千惠子さんだけで男同士の喧嘩を仲裁するのは大変だったのでは。

千惠子 全員ばちばちでしたからね。男でも女でも手が出ていました。殴り合いですよ。

 基本的には静観していましたけど、何かがあれば割って入るという気持ちは持っていました。兄弟だってどうしようもないくらい深い亀裂が入ることもあるし、殴り続けたら死にますからね。いよいよやばいなという時は、止めようと思っていました。

 でも後から長女が、「お母さんは喧嘩しても全く止めてくれなかったよ」って言ってました。私は止めていたつもりですけどね(笑)。

――先月放送された『石田さんチ』で、お子さんが生まれた様子が放送された隼司くんですが、反抗期の隼司くんの子育てはとても大変だったとおっしゃっていましたよね。

千惠子 もうすごかったですよ。何かあれば「かあちゃんカネ」だし、しょっちゅう「うるせんだクソババア」って言われました。反抗的で、家では常に戦闘モード。TVでも放送されていたけど、本当にあのまんまです。

 隼司が迷惑かけた場所に行って、何度土下座したことか。でも当たり前ですよ。子どもを産んだんだから。それが嫌なら子どもを作らない。

 完璧な子どもはいないですから。子どもはみなバカなんです。完璧な子どもがいたら押さえつけてでもバカになれって言いますよ。「うちの子って本当にバカね〜」っていう時期をどの子にも作ってあげないと、子どもがかわいそうだと思うので。あんなバカだった隼司も、結婚して子どもがいますからね。