「米国には高いところから見下すようにして中国に物を言う資格はないし、中国人はその手には乗らない」

 ブリンケン米国務長官らに対して、反米感情をむき出しにした捨て台詞を吐いた楊潔篪(ようけつち)・中国共産党政治局員(70)。3月18日に米アラスカ州で行われた米中外交トップ会談での発言を収録した動画の再生数は24億回超と驚異的な数字に上り、一躍、「反米の闘士」として国民的英雄となった。


外交担当トップの楊氏 ©共同通信社

 だが、在外中国人が閲覧するニュース情報サイトでは、一人娘の楊家楽さん(32)の“華麗な経歴”でもちきりだ。

 楊氏は2000年に駐米全権大使に任命された。香港誌「明鏡月刊」などによれば、それに伴い、彼女は米ワシントンにある私立のシドウェル・フレンズ・スクール高等部に入学する。卒業後は、名門エール大学に進んだ。問題は高校、大学ともに奨学金を得ており、その額は7年間で42万ドル(約4620万円)に上るとみられる点だ。

「シドウェルはニクソンをはじめ、クリントンやオバマなど歴代大統領の子弟が通った高校。中学まで北京で過ごした彼女が進学できたのは、父親が親中派のブッシュ元大統領父子とのコネがあったからではとの見方が専らです」(在米記者)