叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。

5月7日に配信されたエピソードの中では、30代のリスナーから寄せられた《取引先の人が自分の悪口を言っていた》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

お便りの内容は、以下の通り。
《先日、仕事の取引先の人が私の悪口を言っている場面に遭遇しました》
《聞いたときはとてもショックだったのですが、プライベートなお友達ではないし、気にする必要はない、気にしてはいけないと自分に言い聞かせているのですが、うまく気持ちを切り替えることができずモヤモヤしています》
《どうすれば気持ちを切り替えることができるでしょうか?》

恭子さんはまず、悪口を言われている場面に居合わせてしまったときの対処法について以下のようにコメントした。
「(悪口に遭遇した)そのときに、例えば『もうお終いなんですか?』って『もう少しあるんであれば、気を遣わずどうぞ続けてください。そのほうが私も自分自身の進歩・進化に繋がると思いますから。どうぞお続けになってくださいね』って。私だったら邪魔にならないようにして、近くで聞こえないか聞こえるぐらいみたいな雰囲気で『人のことだと思いながら聞いておきますから』って言うのがいいのかなと思いますよ」
続けて恭子さんは、「悪口ではなく意見なのであれば『ありがとうございます』と受け止める」と自身の考えを語った。
「悪口っていうのは、どこからが悪口なのかなって私は思うんですね。身体上の細いや太いや、どうのこうのとかっていう話とか、そういうふうなことはあくまでも悪口じゃないですか。でもお仕事上の中で、『あの人はとても仕事が遅い』とかなんかだったとしたならば、むしろ『ありがとうございます。今後はちゃんと早くするようにします』とかね。ご意見ですよね。だから、ショックを受けたというのは、この方がどのようなことによってショックを 受けたのかなと思いますが」

今後の人生においてもこういった場面に遭遇することはゼロではないため、フラットに考えるのが良いのでは、と恭子さんは語る。
「どうであれ、それはショックというふうな形でなく、もっとフラットに生きたらどうかなと思いますね。そういうことっていうのは今後先も、自分が生きている上では、聞こえないところの悪口とかは必ず絶対ないとはないと思っておいてよろしいのかなと思います。悪口なり、その人の存在すらもないような状況で生きていることも、それはそれでなかなか……どうなの、美香さん?」
問いかけられて美香さんは、「悪口を言っている人が自分に対して重要な人かどうか」を考えてみてはと提案する。
「悪口を言っている人が、自分に対して今後重要な人なのか、通りすがりの人なのかっていうことにもよるのかなと思ったりとか。気にすることを切り替える気持ちとかって(恭子さんが)言ってたなと思って、ずっと心に残ってるよりも切り替える気持ちの一つの方法とか……」
最後に叶姉妹はこんなやり取りを見せ、回答を締めくくった。
恭子さん「まあでもどなたでもあり得ると思いますよ。池にいるカエルと思えばよいのではないですか?」
美香さん「人ではなくて、池にカエルがいて『ケロケロ』って言ってるって思うような……」
恭子さん「ケロケロかどうかはちょっとわかりませんよ。面白いわね、美香さん」