エレベーターで他人と乗り合わせ、「怖い」と思った経験はありますか?
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帰宅時、見知らぬ人と2人きりになり「先に降りたら、家の場所がバレるんじゃ…?」と不安になったり。
旅行中、1人でホテルの部屋に戻るときに怪しい人と乗り合わせ、背中に視線を感じたり。
今回は「エレベーターで危険を感じたとき」に、とったほうがいい行動を紹介します。
大学で犯罪学と心理学を専攻したダンナ・イヴさんは、日常で使える「身を守るための知恵」をSNSで紹介しています。
Instagramでは34万人以上、TikTokでは60万人近いフォロワーがいます。
ダンナさんは5月12日、「エレベーターでの身の守り方」を紹介した動画をInstagramに投稿しました。
《※投稿が表示されない場合は、BuzzFeed Japanサイト上の元記事(https://www.buzzfeed.com/jp/eleanorashwell/elevator-safety-tips)をご覧ください》
動画でダンナさんは、エレベーターを使用する際に想定できる「危険」を取り上げています。
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「怪しい人が、自分と同じエレベーターに乗ってきたとします。最初に目を合わせ、相手を認知します」
「危険な状況にいると感じたら、絶対に自分の目的の階で降りてはいけません」
ホテルなどの場合は、フロントに行くよう書かれています。
ダンナさんは、エレベーターを待つときの注意点も紹介しています。
「エレベーターを待っている際に、怪しい人が来て一緒に乗ろうとしたら、誰かを待っているフリをするといいでしょう」
「エレベーターが来て、自分が乗り込むのを相手が待っていたら、目を合わせ、『先どうぞ。〜を待っているので』と言いましょう」
「彼氏、父、兄、夫」など、男性を待っているフリをするのが得策だそうです。
その後ダンナさんは、18歳のときに体験したホテルでの出来事を語ります。
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「アメリカ・ラスベガスで一度怖い体験をしました」
「エレベーターに乗り、数階上がったところで止まりました。そのときは1人で、自分が泊まっている階のボタンを押していました」
「止まった階で、酔っぱらった怪しげな男性が乗ってきました。私が押した階を見て、彼はどこも押しませんでした」
「もしかすると、その男性も同じ階に行きたかったのかもしれません」
「でも、私は襲われる可能性を最小限にするため、『間違えた』と言いながらその1つ上の階を押しました」
「幸いなことに、男性は私がもともと押していた階で降りましたが、もしそうでなかったら、また別の対応をしていたでしょう」
「もし男性が降りずドアが閉まりかけたら、手をドアに挟み、その階で降り、一番近くの階段を使ってロビーに行ったでしょう」
「また電話に出るフリをするのもいいです」
スマホを耳にあて、「今6階。あとちょっとで着く」「もう降りるところ。みんないる?」など架空の相手と会話をするのも有効的です。
「誰にも怖い思いをしてほしくないですが、もし危険な状況に遭遇したら、音がいちばん頼りになることを覚えておいてください」
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「護身グッズを携帯するのもいいでしょう。おすすめは催涙スプレー。ジェルタイプのもいいです」
「もし誰かが自分を部屋に引きずり込もうとしたら、できるだけ大きい声や音を出してください」
「蹴る、叫ぶ、殴る、噛む、何がなんでもその状況から脱出するのがゴールです」
動画のコメント欄には、ダンナさんと似たような体験をしたという人が。
「カルフォルニア州で似たようなことを経験した。乗ってきた男性は怪しそうではなかったが、『あ、忘れ物した』と言い、自分の部屋に走って戻った。夫にお願いして、一緒にエレベーターに乗った」
他に、自己流の防犯対策をコメントする人も。
「勉強になる動画をありがとう。私はいつも防犯ブザーを持ち歩いている」
「見知らぬ人と閉ざされたスペースにいるのが怖い。誰かがエレベーターを待っていたら階段を使う。乗らないといけない場合は、ウソの着信がかかるアプリを使って、電話に出るフリをする」
ダンナさんのSNSはこちらから👇
TikTok:@dannah_eve
Instagram:@dannah_eve