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田村正和演じる警部補・古畑任三郎が、次々と立ちはだかる犯人たちを卓越した推理力とねちっこい話術で追い詰めていく、ミステリードラマの金字塔『古畑任三郎』(第1シリーズは『警部補・古畑任三郎』)。

5月24日からは放送開始30周年を記念して、フジテレビ「ハッピーアワー」内で 一挙再放送も行われます (放送後1週間はTVer・FODで無料の見逃し配信も)。

今回はその中から、個人的に好きなエピソードを3つ選んでみました。記事末では人気投票も行っているので、みなさんが好きなエピソードはどれか、投票やSNS投稿などでぜひ教えてください!

『しゃべりすぎた男』(ゲスト:明石家さんま)

時事通信フォト

【ゲスト(犯人)】

明石家さんま
【初回放送】

 1996年1月10日(第2シリーズ・第1話)


【見どころ・概要】

弁護士・小清水潔(明石家さんま)は恋愛関係のもつれから、交際相手の向井ひな子(秋本奈緒美)を殴り殺してしまう。そこへ運悪くやってきた古畑の部下・今泉慎太郎(西村まさ彦)は、向井を殺害した疑いをかけられ……。

「殺人容疑で逮捕された今泉」「真犯人なのに今泉を弁護することになった小清水(さんま)」「表では嫌がりつつも、しっかり小清水を追い詰め、今泉を助けてあげる古畑」という三すくみ構造がもう面白い。今泉に対する古畑のツンデレぶりや、最後のさんまとの法廷バトルも楽しい。

【配信中サービス(2024年5月24日時点)】

🎥 FOD
🎥 Amazon Prime Video(要FODチャンネル加入) など

『さよなら、DJ』(ゲスト:桃井かおり)

時事通信フォト

【ゲスト(犯人)】

桃井かおり
【初回放送】

 1994年6月22日(第1シリーズ・第11話)


【見どころ・概要】

ラジオDJの中浦たか子(桃井かおり)は、恋人を奪われた恨みから、付き人のエリ子をラジオの生放送中に殺害する計画を思いつく。果たして計画は実行され、捜査のため古畑たちが駆けつけるが……。

ラジオの生放送中に殺人が行われ、さらにそれをラジオの生放送中に解決するというテンポの良さや、犯人・桃井かおりの気だるげな演技など見どころ満載。「ラジオ番組ってこうやって放送してるんだ」という“裏側”が見られるのも面白かった。三谷幸喜ドラマのお約束の一つ「赤い洗面器の男」が出てくるエピソードでもあります。

【配信中サービス(2024年5月24日時点)】

🎥 FOD
🎥 Amazon Prime Video(要FODチャンネル加入) など

『赤か、青か』(ゲスト:木村拓哉)

Yagi Studio / Getty Images

【ゲスト(犯人)】

木村拓哉
【初回放送】

1996年1月31日(第2シリーズ・第4話)


【見どころ・概要】

殺人事件の捜査のため遊園地を訪れた古畑たちが、爆弾騒ぎに巻き込まれる回。爆弾が仕掛けられた観覧車に運悪く乗り込んでしまった今泉を、果たして古畑は助けることができるのか――。

何といっても犯人・木村拓哉の名演が光るエピソード……なのですが、権利面の事情でネット配信(FODなど)では“欠番”となっているのが残念! 古畑の追求をひょうひょうと受け流すキムタクと、刻々と迫るタイムリミットの緊迫感。最後の「ブルーか、レッドか」の心理戦も含め、古畑がここまで苦しめられた犯人は珍しかったのでは。

それにしても、ついこの間殺人犯にされかけたばかりなのに、今度はたった一人での爆弾解体を強いられる今泉くん不幸すぎる……。

【配信中サービス(2024年5月24日時点)】

🎥なし

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――以上、個人的に思い入れの深いエピソードを3つ紹介しました。

みなさんの好きなエピソードはどれか、ぜひ教えてくださいね!