飼い猫たちは、狭い場所に入ったり、飼い主さんや同居猫に密着したりするのが大好きです。でも、どうしてそんなに密着したがるのでしょうか。そこで今回は、猫が狭い場所や人に密着したがる理由について解説します。インスタグラムで見つけた、猫たちの可愛い密着写真も必見です。

猫は手足を伸ばして寝転がれないくらいにギュウギュウな狭い場所が大好きです。そこには、こんな理由がありました。

狭い場所は安心できる

群れをつくらずに単独で行動する猫は、野生時代、自分の身を自分で守る必要がありました。そのため、上下左右と背面が囲われた穴蔵のような場所は、敵に襲われる心配が少なく、昔から猫にとって安心できる場所になっていたのです。

単独行動する猫が、人や猫にくっ付くのはなぜ?

猫は単独で行動するはずなのに、ときには人懐っこい子どものように、飼い主さんや同居猫にくっ付いてくることも。猫が自分以外の人や猫に密着するのは、なぜなのでしょう。

母親やきょうだいにくっ付くのは、体温で温まり合うから

ふだんは単独行動をしている猫でも、血縁関係にある猫同士なら密着します。猫の祖先であるリビアヤマネコは砂漠地帯で暮らしていたため、基本的に猫は、暑さに強くて寒さに弱い傾向が。そのため心を許した母猫やきょうだい猫と集まって、お互いの体温で温まりあっているのです。

血縁関係のない人や猫にくっ付くのは、ネオテニー化したから

いくら寒いときに密着して温まることがあるとはいえ、家の中はそれほど寒くないはず。なので、飼い猫が寄り添う理由は、ただ安心したい意味合いが強いかもしれません。ネオテニーとは幼形成熟のことで、飼い猫は人と暮らすうちに「飼い主さんに甘えると、いいことが起きる」ということを学び、子猫らしさを残したまま成長する傾向があります。そのため本来もっていた警戒心が弱くなり、母猫やきょうだい猫以外の人や猫に懐くようになったのでしょう。

そんな独自の進化を遂げた飼い猫たちは、どんな場所でどんなふうに密着しているのでしょうか。インスタグラムに投稿された写真から、つい密着してしまう猫たちの生態を覗いてみましょう。

紙袋にすっぽり


紙袋にすっぽりと納まっているのは、@meimei_914さんの愛猫、めいちゃん。つぶらな瞳で何かを見つめているのでしょうか?

隙間にはまってリラックス


@chiharu.0102さんの愛猫、レイちゃんです♡ 家具の狭い隙間が好きな猫も、意外と多いはず。

はみ出しそうに、箱にすっぽり


@shiii.0407さんの愛猫、パイ実ちゃん。体がギリギリ入る大きさの箱だって、挑戦したくなるんです。

エコバッグの中にイン


@reo_09.07さんの愛猫、レオちゃんは、時流にのって、エコバッグにも入るようになりました。

隙あらばカゴの中へ……


@2bros_from_starsさんの愛猫、テンちゃんとテトちゃんは、扉を開けて飼い主さんが隙を見せれば、すぐに入ってしまうそうです。

ホットカーペットの下からひょっこり


@ikelatteさんの愛猫、さばちゃんです。箱の型になっていなくても、狭い空間ならいいのでしょうか。カメラ目線がかっこいいです。

仲良しな様子に癒される♡

@su.tu.koさんの愛猫、黒豆ちゃん、ロイズちゃん、ショコラちゃん。寄り添っている様子に癒されますね。

お布団の中でぬくぬく


@cattts_45さんの愛猫ちゃんたち。「布団で囲われた空間」×「猫と人の温もり」があると、もう最高!

掃除機から避難!?


@iku8560さんの愛猫、キキちゃんとジジちゃん。苦手な掃除機から避難するときだって、「狭さ」と「密着」は忘れません。

猫にとって密着は、安心感を得る行為。今日もどこかで猫たちは、好きな場所や信頼する相手にくっ付いて、安心する気持ちを得ているのでしょう。

参考/「ねこのきもち」2016年10月号『ピタッスポッ 音が聞こえてきそうなほど!!ただいま猫、密着中です』(監修:川崎市環境影響評価審議会委員 「ねこの博物館」館長 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
参照/Instagram
文/こさきはな
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。