漫画やアニメなどの作品において、キャラクターの負の感情を表現するためによく描かれるジト目。半分開いたような目で相手をジトーっとにらみつける視線は、不信感や呆れた気持ちを表すことができますが、実際に人間がやろうとしても相手にはなかなか伝わりません。ところが、猫の中には上手にジト目をできる子がいるようです。

キジ白猫のぽんちょ君は、飼い主さんが朝ごはんの準備をしていると、キッチンに座って家族を眺めるのが毎日のルーティン。今年初めての猛暑日を記録した6月14日も、朝から定位置で見渡していたぽんちょ君でしたが、この日はいつもとは違った目つきをしていました。

一般的に猫のお目々と言えば、くりっとしたまん丸な形を思い浮かべますが、ぽんちょ君の目は半円形になっていて、明らかに機嫌が良さそうではない様子が伝わってくる顔つき。まさにジト目と呼ぶのにふさわしい表情で、何か気に食わないことでもあったのか、誰に対して向けられた眼差しなのか、猫ちゃんの心の内が気になるワンシーンです。

この写真が「今日は35℃らしいよにゃお…」というコメントと共にSNSのXに投稿されると、6.2万件を超える”いいね”が付くほどの大反響。写真を見たユーザーからは「いい目つきにゃ」「可愛すぎて悶える」「ジト目最高ですね」「こんな目出来るの?」など、たくさんのメッセージが寄せられて注目を集めています。

ぽんちょ君のジト目を見た時の心境について「いい顔(面白い顔)してるなーと思いました」と振り返る飼い主さん。と言うのも、この日はまだ6月なのに予想最高気温が35度と猛暑日の予想。一方、ぽんちょ君は暑いのが苦手なのかいつも涼しい場所を探していることから、たまたま見せてくれたジト目が、あまりの暑さに嫌気が差した気持ちを表すのにピッタリすぎて可笑しく感じたようです。

ぽんちょ君は12歳の男の子で、里親サイトを通じて飼い主さんのお家にやって来た猫ちゃん。とても優しい性格で、かまってかまってと甘えるタイプではないけれど、いつも飼い主さんの近くにいて、独りにはなりたくなさそうなところが可愛げたっぷり。かまって欲しい時は「にゃー」と鳴いてアピールしたり、膝に乗りたそうな顔でじっと見てきたりするのだそうで、要望に応えてもらって満足すると何処かへ行ってしまうのだとか。もしかすると今回のジト目も何かを要求していて、それが表情に出てしまったのかも知れませんね。

飼い主さんは、そんなぽんちょ君がのんびりと過ごす姿を見て毎日癒されているのだそうで、「表情が豊かなので写真を撮るのがとても楽しいです。」と、充実した猫ライフを送っている様子。Xのアカウントでは、ぽんちょ君の日常風景にユーモラスなコメントを添えた写真がたくさん公開されていて、特に週末を待ち焦がれる気持ちを雄叫びで伝える毎週金曜日の投稿は見どころの一つとなっています。