猫が膝の上に乗ってきてくれるのは、飼い主さんにとってこの上ない喜び。その行為は猫が飼い主さんのことを信頼している証であり、一般的には香箱座りや横座りなど、リラックスした体勢でくつろいでいる姿がよく見られます。

ところが、キジ白猫のぽてとちゃんは、一風変わったポーズで眠っているところを目撃されてしまいました。

飼い主さんが一直線に伸ばした両足の上で、仰向けになって寝転んでいるぽてとちゃん。これはお腹を上に向ける通称「ヘソ天」と呼ばれる姿勢で、両手両足をのだらんとした力の抜け具合から、かなりリラックスしている様子が伝わってきます。

しかし、それだけではありません。頭は飼い主さんの体にくっつけたまま、アゴを空に向かって突き出す「アゴ天」とも言うべき独特なポージング。急所のお腹だけでなく喉までも無防備に晒している姿は「猫としてどうなのよ?」と心配になってしまいますが、それだけ飼い主さんのことを信頼しているという裏返しなのかも知れません。

このエピソードを飼い主さんがSNSのXに投稿したところ、1.7万件を超える”いいね”が付くほどの大反響。写真を見たユーザーからは「可愛いですねぇ」「めっちゃ安心、信頼してる証」「見ているだけで幸せを感じる」「猫は個性の塊」などたくさんのメッセージが寄せられて注目を集めています。

見ていてほっこりすると同時に、ネコ好きな人なら同じような体験をしたいと強く思わされる光景ですが、猫ちゃんはどのようなプロセスを経てこのような体勢になったのでしょうか。人間ならば仰向けにごろんと寝転がって一瞬で至りますが、猫の場合はなかなかそのイメージが湧きません。

そこで、間近で一部始終を見ていたご当人に話を聞いてみると、この少し前、椅子に座っていたという飼い主さん。すると、猫ちゃんが膝に乗ってきたので、体を撫で撫でしてあげることに。その延長線上でお腹を撫で撫でしていると、自然と体勢が崩れていきこのような寝姿になってしまったのだとか。お家でアゴ天を再現したい場合はいきなり狙うのではなく、油断を誘いながら徐々に導いていく形が良さそうです。

ぽてとちゃんがヘソ天しながら寝ているのはよくあることなのだそうですが、アゴまで上に向けて寝ていたのは、この時が初めてのこと。その理由について飼い主さんは「お腹なでなでが気持ちよくってこんな感じになったんだと思います。」と推測したうえで、「かわいすぎですよね笑、撮影不可避です。」と目撃当時の心境を振り返ってくれました。

その後、飼い主さんは「こんな寝方する猫様なかなか居ないんじゃないかな?」と思いながら写真を撮り始めたものの、その音が気になってしまったのか、ぽてとちゃんはすぐに座り直してしまったのだとか。もしかすると、あまりにも無警戒だった自らの体勢に気づいて我に返ったのかもしれませんね。

ぽてとちゃんはマイペースな性格の女の子で、飼い主さんが職場の知り合いから「引き取ってもらえないか」と相談を受けたのがきっかけで、お家に迎え入れることになった猫ちゃん。お家には他にも5匹の猫がいて、飼い主さんのSNSでは愛猫たちのユーモアたっぷりな写真がたくさん公開されています。